Webサイトもユニバーサルデザインに!「シニアが使いやすいウェブサイトの基本ルール」

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最近はシニアも普通にネットをやるから、シニア向けの使い方の本かな?となんとなく手に取った、「シニアが使いやすいウェブサイトの基本ルール」。

シニアが使いやすいウェブサイトの基本ルール

全然違いました。ウェブサイトを作る人向けの、デザイン指南本です。

我々のようなウェブサイトを作る人って、「ブランドイメージ(オシャレ感とか)を出す」とか、「最新のコーディングを勉強する」とか、そういうことに走りがちじゃないですか。

こちらの本は、そんな技術に走りがちな私達に、ユニバーサルデザインを考えるきっかけを作ってくれます。発見多数。

良かれと思ってやってたけど、実は良くないウェブデザイン

例えば、HTML5からサポートされている、「プレイスホルダー」。

検索フォームなどの入力欄に、予め入力内容を薄いグレーなどで表示させている、アレです。

Googleの検索窓

この本によると、「検索窓に文字があると、シニアの多くは検索窓と認識しない」のだそう。

シニアが使いやすいウェブサイトの基本ルール:検索窓

私は非常に意外に感じたのですが、改めて楽天・Amazonを見てみたら、確かにプレイスホルダーは設定されていませんでした。やっぱりそうなのかー。

楽天市場の検索窓

楽天はメニューが多いだけに、プレイスホルダーを入れるとごちゃごちゃしてしまうのかも。

Amazonの検索窓

Amazonはメニューも非常にシンプル。検索ボタンも目立っていてわかりやすいです。

一方、Yahoo!ショッピングでは、検索窓にプレイスホルダーが設定されてました。

Yahoo!ショッピングの検索窓

Yahoo!さんのことですから、一応A/Bテストはしての結果だとは思うのですが・・・?

入力フォームの作り方も

また、お買い物での入力フォームでも、全角や半角を強制したり、郵便番号や電話番号を分割させたりとか、他にもやってはいけない例が色々と掲載されています。

シニアが使いやすいウェブサイトの基本ルール:入力フォーム

シニアでなくても、20~30代ユーザーにとっても入力が楽になることは成約率アップに繋がります。どのようなECショップにも当てはまる、多くの改善ポイントのヒントが得られました。

ECショップの実例はためになる

第2章は、シニアユーザーを意識した作りで実績をあげている、45のウェブサイトを紹介。そのうち11件はECサイト(ショッピングサイト)です。

シニアが使いやすいウェブサイトの基本ルール:実例編

雑貨販売の「北欧、暮らしの道具店」や、全国スーパー西友の「SEIYUドットコム」、寝具大手の「西川ストア」など、幅広いジャンルで紹介しているのが有り難い。

シニアが使いやすいウェブサイトの基本ルール:ECショップ実例

確かに見やすいし買いたくなるよなぁ、西川ストアさんの例

雑貨店の例などは、小規模ショップが多いと思われるWelcartユーザーさんには特にためになるのではないでしょうか。北欧さん、メニューの作り方や写真の使い方など、確かに「ついつい買いたくなっちゃう」作りなんですよねー。

この本に向いている人

  • 自社サイトを作っているウェブ担当者
  • ウェブデザイナーさん
  • シニアが購買層にあるECショップ

本の最後には、チェックすべき内容がリストアップされていますので、ウェブサイトを見直すのに便利。

シニアが使いやすいウェブサイトの基本ルール:チェック項目

ウェブサイトを作るときは、ついつい自分の主観で「これでいいだろう」と思って仕上げてしまいがちですが、いやはや、本当に勉強になりました。筆者の方にお礼を言いたい。

いい内容なだけに、本のタイトルが一見すると「ウェブデザインに関係している」とわかりにくいのが残念ですかね。私のようなWelcartウェブ担当さんは一度、本屋さんでチェックしてみてはいかがでしょうか。

シニアが使いやすいウェブサイトの基本ルール

  • 出版社 グラフィック社
  • 著者 トライベック・ストラテジー株式会社他 (監修)
  • 価格 ¥ 2,700
  • 発売日 2014/11/6

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