あのTinyPNGがプラグインに!Compress JPEG & PNG images
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TinyPNG(無料の画像圧縮のサービス)を使っている方は既にご存知かと思いますが、今年初め頃に、そのTinyPNGがWordPressのプラグインをリリースしました。
プラグイン名は「Compress JPEG & PNG images」で、月500枚までは無料、それ以上は有料で、自動で画像を最適化(サイズ圧縮)してくれます。
いちいちTinyPNGのサイトに行って、画像をアップロードして圧縮して、それを更にダウンロードして・・・の手間が一気に省ける、超画期的なプラグインです。
※既にアップロードされている画像には適用出来ません。(2015/10/20更新)すみません、色々見てたら出来ました。[ツール]>[Compress All Images]で、アップロードされている画像を圧縮出来ます。
もくじ
1. Compress JPEG & PNG imagesの特徴
今まではTinyPNGのサイトまで行き、画像をドロップ&ダウンロードをしてから、自分のサイトにアップロードをする必要があったので、そこそこに手間でした。
更にWordPressは、画像のアップロード時に、自動で画像のサイズを変えて生成する機能を持っていますが、せっかくサイズを小さくして最適化させた画像をアップロードしても、WordPressが変換したサイズ別の画像は最適化されていません。
※自動生成される画像のサイズは「メディア設定」から確認・変更出来ます。
これらのWordPressが生成した別サイズの画像を掲載していると、GoogleのPageSpeed Insightsなどでも「縮小しましょう」な注意が出てしまいます。
このプラグインは、それらを解決してくれる素晴らしいものです。
- アップロード前にいちいち1枚ずつ最適化させる必要がない
- WordPressが自動で作るサイズ別の画像も最適化してくれる
無料で使える分の枚数制限はありますが、ブログ程度のサイトであれば、無料の範囲内で使えるのではないでしょうか。
2. Compress JPEG & PNG imagesの設定
まずは[プラグイン]>[新規追加]で、「Compress JPEG & PNG」などと入力してプラグインの検索をし、プラグインをインストールします。
プラグインを有効化すると、「Please fill in an API key to compress images」(画像圧縮するにはAPI keyを入力して下さい)というリンクが出ます。
クリックすると、メディア設定のページに飛びます。
一番上の空欄の下の「Visit TinyPNG Developer section to get an API key」(TinyPNGの開発セクションに行き、APIを取得する)クリックすると、TinyPNGのページに飛びます。
名前とメールアドレスを入れて「Get your API key」をクリック。
メールでAPI keyが確認出来るリンクが送られてくるので、クリックしてTinyPingのサイトで確認します。
確認出来たAPI keyをコピーして、WordPressの画面に戻って「Please fill in an API key to compress images」(画像圧縮するにはAPI keyを入力して下さい)に入力。これでOKです。
3. 無料で出来る範囲
無料なのは月500枚までです。これには、WordPressが自動生成するサイズの異なる画像も含まれますが、どのサイズの画像を圧縮させるかは、WordPressの「メディア」で設定が可能。
500枚以上の画像でプラグインの機能を続けて使いたい場合は、API keyが確認出来るページでクレジットカード番号を登録しておけば、+9,500枚までは1枚あたり0.9セントで最適化利用の続行が可能です。
なるべく無料範囲内に抑えるには、WordPressが自動生成するサイズの最適化をやめるか、メディア設定で設定した画像サイズと一致する大きさで、アップロード前に画像を用意しておくなどの工夫が必要となります。
4. どのくらい圧縮されるのか?
実際に使ってみました。
当記事の一番上のプラグインページのカバー画像のキャプチャ(引用元:WordPress.org)。
キャプチャから画像をトリミングした状態では、サイズは182KBでした(画像の大きさは元画像より小さくしています)。
これを、このプラグインを入れた状態でWordPressにアップロード。すると、サイズが55KBに圧縮されました!※圧縮率は画像によって変わりますので、必ずしも同じ割合でサイズが小さくなるわけではありません。
アップロード時に圧縮するのにTinyPNGのサーバーに送るためか、通常の画像アップロードよりも少し時間がかかります。
5. まとめ
プラグインを使って圧縮出来る画像の大きさは5種類。毎回その5種類の大きさの画像を圧縮させるとすると、1か月あたり100画像(100 x 5 = 500)までが無料の範囲内となります。
例えば毎日ブログを更新している方の場合、1日3画像程度であれば、無料の範囲で使えます。用意する画像を予めWordPressのメディア設定の画像の設定の何れかと同じにしておけば、生成画像の大きさは1つ減るので、1日当たり4画像程度が無料の範囲となります。
クレジットカード番号を登録しても、月500枚を超えなければチャージも発生しません。画像の多いECであれば、クレジットカード番号を登録しておいてもいいですよね。画像が軽くなれば表示速度も速くなり、結果的にSEO対策にもなります。
今までちまちまと手作業で画像サイズ縮小をしていた方は、要チェックのプラグインではないでしょうか。
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