検索エンジン対策は程良く All in One SEO Pack
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私も運営中のECサイトに導入している、SEO対策にはよく知られたプラグインのAll in One SEO Packです。
SEO対策の事情は日ごとに変わり、以前言われていた対策方法は現在は意味がない、と言ったこともしばしば。
基本的にはコンテンツ(内容)が一番重要であることは代わりないと思いますが、同じコンテンツでも、検索エンジン向けに出力される部分を最適化することで、検索上位表示に一歩近づきます。
All in One SEO Packでは、通常は自動で出力されている、Googleなどの検索エンジンが要素として認識するtitleタグ(title要素)などを、任意に設定出来るようになるプラグインです。従って、インストールすれば良いだけのプラグインではありませんのでご注意下さい。
ALL in One SEO Pack以外にも、WP SiteManagerなどでもそれらの設定は可能ですので、お好みのプラグインで導入してみて下さい。
個別記事(商品ページ)での設定
titleタグ
titleタグは「title要素」とも呼ばれ、検索結果のタイトルになったり、タブブラウザなどでタブの部分に表示される部分です。SEO対策で最重要項目とされています。
以下のサイトが詳しく解説されているので、参考にしてみて下さい。
- title要素(titleタグ)の最適化(SEO検索エンジン最適化)
- Page Title Tag Best Practice for Google(hobo Internet Marketing:英語)
titleタグは、長くなればなるほどキーワードが分散してSEO効果が落ちると言われています。
Welcartの場合、「商品詳細ページタイトル」に入力した文言がページタイトルに当たりtitleタグとして反映されますので、検索エンジン用にそれを変更したい場合は、編集画面で別途入力ということになります。
また、現在のSEO対策では、「title要素は重複してよいキーワードは2つまで・かつ出現回数2回まで」というのが定石となっているようです。All in One SEO Packのデフォルトでは、投稿ページ(商品ページ)のtitle要素は「投稿ページ(商品ページ)のタイトル|サイトタイトル」となっていますが、キーワードがどのように出力されるかを気をつける必要があります。
例)
× 長野県産りんご100%のジュース|長野県のりんごジュース通販 (2回以上のキーワードが3つ)
× 長野県産りんごのジュース|長野県のりんご通販 – 長野県ショップ (3回の重複)
○ 長野県産りんごのジュース|長野県のおいしい通販
尚、上記の英語ブログによれば、titleタグでは最初の8語が重要視されるそうなので、短く完結に、わかりやすいtitleタグになるように心がけたい所です。
とか言いながら、上記の検索結果画面のタイトルは切れていますね・・・このブログも要再考です。
メタキーワード
現在、Googleはメタキーワードを検索表示の要素としては使っておりません。これは何も噂ではなく、Googleが公式に「使っていない」と発表しています。
Google doesn’t use the keywords meta tag in web search(Google公式ブログ:英語)
ですので、設定はしていなくても大丈夫です。もし設定するのであれば、キーワードは3個程度を挙げ、自分がどんなキーワードで上位表示させたいのかの記録程度にしておけば良いと思います。
メタディスクリプション
こちらもメタ要素になり、検索の順位には影響しないと言われていますが、検索結果の下に出てくる文章がそれに当たります。
上の場合は、設定したメタ・ディスクリプションを出力させてみています。設定していなければ、googleが内容から自動で生成し表示してくれます。
検索順位には関係ありませんが、ここの文章が魅力的であればクリックされる確立が上がりますので、意図的に見せたい文章を設定したい場合は、各記事(商品)の編集画面で「description」に記述しておきましょう。
重要なのは、Googleのマット・カッツも言っていますが、メタディスクリプションの重複が起きないようにすることです。
「メタディスクリプションは別になくてもいい、googleが自動で内容を拾って作るから」とGoogleのCEOが言っているので、時間がなければそこまで気にして作らなければいけないようなものでもないかもしれませんね。
一般設定 – General Settings
ここでは、上記のような投稿(商品)記事のようなtitleタグやdescriptionなどを、トップページ・カテゴリーページなどについても表示する為の設定などが行えます。
設定の説明自体は、以下のブログがわかりやすいと思います。
All in One SEO Pack – SEO対策の設定を総合的に管理できるWordPressプラグイン
ECサイトに集中するため、SEO対策に掛ける時間も程々に!
Google本社がアメリカなだけあり、「メタタグは順位に関係ない」「ディスクリプションも別になくていい」といった情報は、公式サイトやYoutubeビデオでどんどん公開されています。英語が出来る人は、最新のSEO情報は英語で取り入れたほうが早くて正確です。
また、今回紹介した通り、意外と「設定しなくてもいい」項目もあることから、WelcartのECサイトで販売に集中するためにも、SEO対策はtitleタグのみに集中するのが私はいいのでは?と思っています。
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