Kingsoft Officeに乗り換え!Libre Office使ってたけど早く変えれば良かった件
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【2016/2/19更新】Kingsoft Officeは2016年版がリリースされました。2013を買った人も同じプロダクトキーで使用可能です(自分のPCで確認済)。
自宅ではacerのノート(Windows7)Lenovoのノート(Windows8.1・2015年6月~)を使っている私ですが、Officeが入ってなかったので、ずっとLibre Officeを使っておりました。※ちなみに私はPCのスペックとかそういうのにはかなり疎いです。安かったから買っただけ。
が、色々あって(後述)、Kingsoft Officeをこの度購入。
めっちゃいいです。サクサクです。MS Officeの1/10位の価格で。Libre Officeを使い続けてるそこのあなた、これは買いです。というわけで早速感想。
1. Libre Calcで問題頻発
かれこれ数年、Libre Officeは全く問題なく、寧ろ感謝すら感じながら使っておりました。
ですがここ最近、表計算のCalc(Excel互換)が、作業中(並べ替えとかしていると特に)に頻繁にクラッシュするようになっていました。
クラッシュしても一応救済措置はあり、復元は可能なのですが、セーブ以前のデータは損失、しかも条件付書式もおかしくなったりします。それでも更に使い続けていると、ついにこんな表示が・・・
こうなるともうダメ。何やってもダメ。開けなくなりました。最新版だったけどダメ。Portable版で試してみてもダメ。
そんなわけで、「Excelくらいは買うか」と腹を括った次第であります。
2. 有名なの?Kingsoft Office
「教職員もアカデミック版が安く買えるなんて、ずるいよな~」と、ぶつくさ言いつつExcelソフトをAmazonで物色していたその時、激安のKingsoft Officeというものが一緒に表示されているのを発見。
よくよく見ればExcelとWordだけですが、PCの参考書よりも安いです。レビューもかなりの数。有名なんですか?いやー知りませんでした~。
※無料セキュリティソフトを出してるのは存じておりましたが、有料のESETというソフトを長年愛用していたため、見向きもしておりませんでした・・・
ただ、あまりの安さのため、Libre Office Calcのようにクラッシュが頻発しないかという点で少々不安が。そこで、まずは30日間お試しダウンロードでしばし試用。
結果、問題ないどころかサクサク過ぎて、その2日後にはLibre Officeはアンインストールしてました。Libre Officeは、保存するだけでも重かったですからね~。
その後、試用期間の終了を待たずしてAmazonで購入。
3. Microsoft Office 2010やLibre Officeと比べて
Microsoft Office 2010との使い比べ
仕事ではMicrosoft Office2010を使っていますが、本家のExcelを使い慣れていれば、Kingsoft Office2013は普通に使えるように感じます。Excelは2007くらいから上部メニューが「リボン」形式になりましたが、Kingsoftでもほぼ同じ感覚です。
しかも、UIをちょっと昔風のExcelにしたり、Office2010っぽい表示にすることも可能。よく使っている本家のOfficeや今まで使っていたソフトに似せて使えば、違和感も半減です。
Excelでいう、ファイルボタンを押した時のホーム画面的なものは見当たりませんが、別に保存や印刷設定をするだけの画面だったので、別にどうってことはありません。
あと、最近のExcelは複数ファイルをタブ切り替えだけで表示出来るようになったんですかね(MS Office2010にはなかった)。これはかなり便利。
ちなみに、この廉価版ではマクロ(VBA)は使えません。使う場合は上位版を購入する必要があります。
私はマクロは必要ないし、PowerPointも要らないので、一番安いタイプで十分。Wordでチラシなどを作る人は、これまた上位のフォント同梱版を購入すると良いと思います。
Libre Officeとの使い比べ
Libre Officeも全然悪くないんですよ、簡単な内容だけで使う限りは。ポータブル版もありますし。
ただ、ちょっと複雑な表計算を入れたり、データ数が多くなってくると、途端に動作が重くなり、クラッシュが頻発。
無料なだけあって目を瞑っていた、起動・保存時の遅さなども、この度たったの数千円で解消です。
それに、Excelの関数も、2007以前と2010以降で微妙に変わったものも、Libre Officeでは古い関数のままだったので、ちょいちょい気をつける必要があったりしました。
基本的に自分で使うだけなので、関数が古いのは別に良かったんですが(大抵参考書にも両方書いてあるし)、Kingsoft Officeならその心配も解消。互換精度も格段にUPです。
いやー、世の中Microsoft Officeの他にはLibre Office(Open Office)しかないと思い込んでました。たまにはPCのソフト売り場にも行かないとですね・・・。
4. まとめ
Libre Officeに少しでも不満を感じているそこのあなた、「買い」です。だってたったの2,300円ですもの。導入に不安があっても試用版をダウンロードして使ってみれば問題なしでしょう。
Kingsoftは中国の会社ということで、「いらんソフト(百度)も勝手にインストールされる心配が・・・」とのレビューも見かけましたが、今のところそういったものは特になさそうではあります。飽くまでも「見える範囲で」ですが。
この調子で、是非Illustratorの互換ソフトも作って頂きたいくらいの満足度。日本のPCソフトメーカーも頑張れー。
キングソフト KINGSOFT Office 2016 Personal CD-ROM版
- キングソフト
- 発売日 2016/2/25