ネット上でのウェブ関連の質問マナーって?

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今や、レポートすらコピペで提出出来てしまう時代。ネット上には様々な情報があるということですね。

WordPressやWelcartをお使いの皆さんも、ネット上のフォーラムに書き込んだり参考にしたりすることが多いかと思います。私も時々、Welcartを使っていて挙動におかしいところがあったら書きこんだりしていますし。

WordPressもWelcartも、「皆でよいものを作ろう」という、まさにGPLライセンスのプログラムだからこそのフォーラムの存在であるわけです。

殆どはネチケットを守ったよい発言が行われていると思いますが、傍から見ていても「これはいかがなものか・・・」と突っ込みたくなる残念な書き込みを、時々見かけたりしなくもありません。

先日Welcart対応の無料テーマを公開してから、私自身も少なからず様々なフィードバックを受けて感じるところがあるので、ちょっとまとめてみました。

1. 「初心者なのでわかりません」ではレベルがちゃんとわからない

よく見かけるのは、「初心者なのでわかりません」という書き込み。人はみな、最初は初心者です。それが悪いわけでは全くありません。

「初心者」と一言で言っても、色々とレベルがあります。私だって偉そうにこんなブログを書いていますが、自分の中ではまだまだ初心者です。

従って、何がわかって何がわからないのかを明快に書くほうが重要です。

HTMLとCSSは、持って当然の知識

それに「初心者だからわからない」は、何の言い訳にもなりません。「それなら○○を勉強すればわかりますよ?」という回答がついても文句は言えません。

WordPressもWelcartも、無償GPLライセンスのオープンソースです。有料サポート付きのものを探せばいくらでもあるのに、コストがかからないからと選択している人も多いと思います。

しかし、サポートまでをタダで期待してしまうのは、大いなる勘違い。基本は「自己責任」です。

自己責任を負えないのであれば、それなりの対価を払ってプロにお願いするのが筋ってもんでしょう。

WordPressを触ってサイトを作るなら、HTMLとCSSの知識は、家作りであれば鉋(かんな)の研ぎ方並みに、基本中の基本です。鉋の研ぎ方を知らずして家が建たないのと同じで、HTMLとCSSを知らずしてサイト作りは出来ません。

「あったあった。無料だワーイ」で飛びつくのではなく、無料で使わせてもらっているという感謝の気持ちを持って、「じゃあ自分は作り方を学ぼう」という姿勢があれば、その無料の素材も生きてくるというもの。自分のサイト作りのスキルもそれでアップ、言うことなしです。

そして勉強した上で、「○○という理解で△△というコードを作りましたが、××のようにするとうまく動きません」という質問ならば、回答する側も要点をつかみ易いですし、助け船を出しやすくなります。

2. ライセンスを理解する

昨今、ネット上のソースはなんでも「無料」だからと、ほいほい使っていませんか。

WordPressや、WordPressで配布されている全てのプラグイン・テーマは、「無償GPLライセンス」というライセンスでその権利が保護されています。

※MITやSILといったライセンスもあります。それぞれ保障されている権利や条件も異なります。

GPLライセンスは、改変・再配布が可能(著作権は保護されている)という、非常に自由度が高いライセンスですが、「一切の動作保障はない」というのも一つの特徴です。

それでもって「動かない!なんとかしろ!」とか、「動かない!このプラグインはクソだ!」な書き込みをWordPressのプラグイン評価などで時々見かけるのは、至極残念なことであります。だったら使うの止めるかプロに頼むかすればいいのに、タダに便乗して勝手に使っておいて文句吐き捨てるなんて、まあそれはそれはきっと高貴なお方なのでしょう。

もちろん、殆どの配布元は、時間をかけて作ったプログラムをあえてGPLなどの無償ライセンスで公開しているような寛容な方々ばかり(企業が簡易バージョンを公開している場合もあるけど)ですので、エラーを見つけたら時間の許す限り修正してくれると思います。

が、そもそもGPLライセンスの場合は著作物には動作保証はありません。使用によって起こるトラブルは、例えそのプログラムのミスであったとしても、自己責任となります。

動作がおかしかったら・・・

もし動作がおかしい所を見つけた場合には、まずは「本当にその挙動はそのプログラムに起因するものか」どうかをしっかり確認。自分の設定ミスなどの場合も、非常にしばしばです。

その上で、開発元に「○○の設定でxxの動作を行おうとすると、△△というエラーが起こる」と丁寧に順序立ててお知らせしてあげて下さい。

受け取る側が気持ちよく対応出来るだけでなく、それが実際にプログラムのエラーだった場合には、自分もそのプログラムの発展に貢献出来るというものです。

3. 検索すれば答えは大抵ある

Welcartという特殊なプラグインはまだ情報が少ないかもしれませんが、WordPressやjQueryなどのカスタマイズ情報は、プロのプログラマーやウェブデザイナーの皆さんが、ブログなどに公開したりWordPressなどのフォーラムで教えて下さっています。有難いものです。

まずは、キーワードを色々変えながら、Googleで検索してみましょう。大抵答えは見つかります。質問するという手間、回答を待つ時間、回答して下さる人の時間、全てが節約されて一石三鳥、みんなハッピーです。

それでも見つからない?

そんな時は、英語で検索しましょう。

日本語のウン百倍(いや、ウン千倍?)の情報量で、あなたがやりたいカスタマイズはほぼ100%の確率で見つかります。私も、これまでわからないプログラミングについて英語で検索して解決した回数数知れず。

え?英語が出来ない?

じゃあ、英語も勉強しましょうよ。英語が出来るのが、当たり前田のクラッカーの時代です。それなのに、嗚呼それなのに。日本人の英語力(TOEFLテストの点)はアジア30か国中27位だそうです。悔しくないですか。やりましょうよ。

かく言う私もペラペラには程遠いですが、社会人になってから必死に勉強して英検準1級は取りましたよ(2回落ちたけどね・・・)。

あ、ちなみに某スピードラーニングはお勧めしません。脳科学の理論上、「聞いてるだけで話せるようになる=アウトプットなし」では語学の上達はありえません。石川遼選手が英語を話せるのは、彼には実際に英語を話す機会があるからです。「スピードラーニングを買って聞き流してたら、日本語の部分だけは丸暗記出来た」とは友人の弁。

4. フィードバックは必ず行う

回答をしてくれる人はみな、貴重な時間をあなたのために使ってくれています。

にも関わらず、頂いた回答に何の返信もしない質問者が非常に多い。それがよかったのか、動いたのか動かないのか。

「ありがとう」さえないことだってよくあります。これって社会人として、いや人間として、どうなんでしょう。仕事の相手や家族や友達だったら、何かしら返答するのは当たり前ですが、ネット上ならしなくていいんでしょうか。顔も名前もわかんないし?

「自己解決しました」だけで終わらせてしまうのも残念。

次に同じ問題を抱えた人がその書き込みを見る可能性もあります。「自分が質問することによって、他の人の問題を助けるかもしれない」という建設的な気持ちを持って書き込みが出来れば、もう花丸です。

5. 開発者への安易な質問は、プログラムの発展を阻害する

皆さんご存知、超高機能なのに無償GPLで配布されているWordPressテーマ、Bizvector(株式会社ベクトル提供)。

高機能なだけあってバックエンドでの設定項目も多く、「ダウンロードしたはいいけれど使い方がわからない」な質問が後を絶たないのか、サイト上にはこのような注意書きがあります。

※太字部分は当サイトによるもの

このサイトに記載されている内容を安易に問い合わせをされる方が非常に多いです。それらの対応にかなりの時間をとられるために、新たな機能・デザインの追加をする開発時間が奪われています。まず公式サイトに記載の内容をよく確認し、記載が無かったら検索で調べてみるなど、自分で解決出来る事は解決していただきますよう、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

BizVector お問い合わせ

いやぁ、何だか相当に大変なのだろうなぁと、慮ってしまいますね。普通に作って納品したら、ウン100万円は下らない機能のテーマを無償で公開しているわけですから、そりゃユーザー数もハンパないでしょう。

この注意書きからわかることは、(調べればわかるようなことを)安易に質問することによって、あなたはその無償プログラムの発展を阻害しているかもしれない、ということ。

「ワシは調べたけどわからんのじゃあ!」というそこのあなた。調べ方が足りません。科学者すらレポートをコピペして作ってしまうこの時代、どんな情報もネット上にあるのです。HTMLとCSSの知識は当然として、先述の通り、英語でも検索すればほぼ100%の確率で見つかります。

それにしても、Welcartの開発元のコルネさんも、Bizvectorの注意書き位ことは書いていいと思うんですけどね。「それWelcartと関係ないでしょ」な質問も時々見かけますし・・・。コルネさんには、安易な質問に時間を割くより、Welcartがもっとパワーアップしてくれる方向に労力を向けて頂きたい!

6. まとめ

今や東大の講義もインターネットでタダで聞ける時代。「タダ」のサービスが増えたことによって「おんぶにだっこ」がいつしか当たり前になり、この世の中あまりにも「感謝の心」が薄くなってきてはいませんか。

WordPressもWelcartも、その開発にどれだけの尽力があったか計り知れず、業者に頼めば普通にウン百万円どころかウン千万円は下らないくらいの機能を持っています。それを無料のオープンソースで提供しているのは、そのプログラムを皆で発展させてより良いものにしようという気持ちがあるからに他なりません。

質問を投げかける時は、最低限のマナー(HTMLとCSSの知識を含む)と建設的な内容を心がけ、感謝の気持ちを忘れないで書き込みしたいものです。

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